ハノイのドンダー区にヨーロッパスタイルのカフェ「Mellenim Cafe(メレニムカフェ)」(100Chua Lang,Dong Da,Ha Noi)がオープンして間もなく2カ月がたつ。
開業は1月8日。出店に先立ち「お客さまが求めるカフェスペース」について調査し、顧客ニーズを分析。さまざまなアイデアを店舗設計に取り入れたという。「美しい空間で至福のカフェ体験を提供したかった」と店長のグエン・バー・ホアン・ロン(Nguyen Ba Hoang Long)さん。
3階建てで、各フロアの面積は50平方メートル。テーブル15卓を備え、約70人を収容できる。ブルーとグレーを基調としたモダンな内外装が特徴で、一部に「韓国スタイルを意識」したデザインもある。外装のブルーグレーやロゴのブルーは「静けさを象徴し、穏やかさをもたらしている」とグエンさん。「1階はPCで仕事をするお客さまに、2・3階は広々とした空間でくつろぎたい方に」と話す。
メニューは、アラビカ種コーヒー豆のコーヒー、アーモンドシロップ、ミルクフォームなどをミックスしたアーモンドコーヒー「SaPa」、緑色の餅米(コム)、クリーム、ココナツミルクなどをミックスしたシェイク(以上、5万5,000ドン)、フルーツやローズの香りが漂うプロのバリスタチーム考案したオリジナルティー「Mellenim Signauture」(4万9,000ドン)、塩漬け卵入りのクロワッサン、レッドベルベットケーキ(以上4万5,000ドン)など。45種類のドリンクと10種類のケーキを用意している。テークアウトにも対応。
グエンさんは「一度来てくださったお客さまに常連客になってもらうのが目標。仕事をしたり、友達とのチャットを楽しんだり、リラックスしたりと、いろいろな用途で使ってもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は7時~23時。