ハノイのハドン区にHACCP(ハサップ)などの食品安全衛生基準を導入した食品店「CP Fresh Shop(CPフレッシュショップ)ハノイ店」(LK1-10, Nga 5 Ha Tri, Ha Cau, Ha Dong, Ha Noi)がオープンして1カ月がたった。
4月6日に開業した同店。産業・農業・食品加工事業を行う「C.Pベトナム畜産」が経営する。同社は北部のハイフォン、バクザン、ゲアン、ナムディンでチェーンストアを展開。ハノイでは初出店となる。自社生産の豚肉・鶏肉、卵をはじめ、ソーセージ・ハム、揚げ春巻きなどの加工品、魚介類などを扱う。
店舗面積は約50平方メートル。食品は「Viet GAP」「Global GAP」「HACCP」などの食品安全衛生基準を満たし、0~4℃で温度管理された冷蔵・冷凍ショーケースで保管。精肉は、「Feed・Farm・Food(3F)」に基づいたクリーンなプロセスにより、畜産農場から加工工場を経由し、店舗に至るまでのトレーサビリティー(生産流通履歴)を記録・管理する。
主な商品は、肩ロース・もも・バラなどの豚肉(1キロ=8万5,000ドン~)、鶏手羽先(500グラム=4万4,000ドン~)、卵10個入りパック(2万8,000ドン~)、フライドチキンドーナッツ(500グラム=5万5,000ドン)、焼き鳥串(同=5万5,000ドン)など。
営業取締役のファン・タン・トゥアン(Phan Thanh Tuan)さんは「安全な食品の提供を通じて、健康ケアに貢献したいとの思いから当チェーンを始めた。ハノイの消費者にも受け入れてもらえれば」と期待を込める。
営業時間は6時~19時。