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ハノイにギャラリーを併設した「レトロ調」カフェ 「懐かしい」駄菓子も

店舗外観

店舗外観

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 ハノイのバディン区に5月29日、ギャラリーを併設したカフェ「Mau Dich By Mecha(マウ・ジック・バイ・メチャ)」(So 29 Ngo 81 Lang Ha, Thanh Cong, Ba Dinh, Ha Noi)がオープンした。

店内や商品

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 「まるで子ども時代に戻ったかのような感覚が味わえるレトロ調の店を目指した」と店主のフイ・グエン(Huy Nguyen)さん。レトロなシーリングファン、籐(トウ)製のマット、スタッフが紙で作ったペンダントランプなどで「懐かしさのある」内装に仕上げた。店名は漢越語の「貿易」に由来する。フイさんは「(ベトナム人なら)この店名を聞いただけで懐かしさを感じるはず」と話す。

 2階建てで、店舗面積は130平方メートル。テーブル10卓を備え、30人を収容できる。2階にはゲストやスタッフが描いた絵を飾るアートギャラリーを備える。「ストレス解消しながら創造性を解き放ってほしい」と、その場で絵を描くための画材セットも用意する(スタッフへの申請が必要)。

 メニューはクロワッサン、レーズンパン(以上、3万5,000ドン)、ベトナムの丸いポン菓子(2万ドン)などのほか、干し梅、ヌードルスナックなど、ベトナムの昔ながらの駄菓子もそろえる。ドリンクは緑茶にマンゴージャム・チーズクリームをミックスしたティー「マキアートマンゴーティー」(5万ドン)、フォームミルクとドライココナツを入れたコーヒー、アロエヨーグルト、プラムソーダ(以上、4万5,000ドン)など。デリバリーにも対応し、「iPOS」で注文を受け付ける。

 毎月、第3火曜の夕方にチャリティーを実施。ギャラリーの描画活動で集めた費用の一部を慈善基金に寄付する。寄付はハノイの貧しい人やホームレスを支援する弁当代に充てられる。

 フイさんは「アーティスティックで懐古的な空間、風味豊かな飲み物でお客さまの記憶に残る店にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は8時~23時。駐車場はバイク10台。

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