ハノイのバーディン区リンラン通りにある日本料理店「すいじん」が5月6日、テークアウトとデリバリー用のセットメニューの提供を始めた。
焼き鳥やお好み焼き、もつ鍋、ラーメンなどを提供する同店。5年間日本に留学し、富山の料理人から料理を教わったという店主兼料理長のゴ・タン・トゥン(Ngo Thanh Tung)さんが1月1日、ハノイに出店した。コロナの感染拡大を受けて5月6日より店内飲食を一時停止し、ホットライン(0865791583)やフェイスブック、スマホアプリ「Grab food」を使った営業に切り替えた。
メニューのラインアップも増やし、ご飯もののセットには「チャーシュー丼」「豚焼き肉丼」「さば塩焼き」「牛すじカレーご飯」など10種類をそろえ、価格は10万6,000ドン~13万9,000ドン。ラーメンのセットには「こってりしょうゆラーメン」「塩ラーメン」「豚骨みそラーメン」「プレミアム豚骨しょうゆラーメン」など9種類があり、煮卵やご飯、ギョーザ、チャーシューなど10種類のトッピングが追加で選べる。ラーメンは麺とスープを別にして提供する。15万ドン以上の注文で、5キロ以内であれば無料でデリバリーする。
店名はゴさんに調理を教えた料理人が経営する店からもらった。「すいじんとは愛にあふれた粋な人だと思う。すいじん風の調理人として、常に状況に合わせて変化しながらおいしい料理を提供していきたい」とゴさん。「店内飲食の再開日はフェイスブックページで知らせる予定」とも。
営業時間は10時~14時、17時~22時。