ハノイのバーディン区に7月3日、日本人とベトナム人の国際交流を目的としたカフェ「Campus Hanoi(キャンパスハノイ)」(2/5 Ngo 629 Kim Ma, Ngoc Khanh, Ba Dinh, Ha Noi)がオープンした。
テーマごとのイベント開催、語学教室、文化体験など、交流活動を通じて日本・ベトナムのファンを増やすことを目的とした同店。社長の大山正男さんは「ベトナムには日本語を学べる場所がたくさんあるが、実際に日本語を使える場所は限られている。日本人と直接交流を持つことで、学んだ日本語を生かす実践の場を提供したいという思いで開店した」と話す。「日本人にとってもベトナムでの生活を充実させる新しいコミュニティー作りにつながるはず」とも。
7月24日に始まった外出制限措置の前は、着物体験、カラオケ大会、キャンプや釣りなどの野外活動、日本語・ベトナム語を使った交流イベントを開催していた。現在は店内外での活動ができないため、Facebook LiveやZoomなどを通じて、オンラインでの交流会を予定する。互いの国を知るために、「文化の違い」「若者の使う言葉」「人気の音楽」などテーマに、全員が参加できる企画を準備するという。
大山さんは「SNSを通じて皆が明るくなれる情報も提供していきたい。オンラインでしか活動できない状況だが、皆さんの心の交流を行える場所になれれば」と期待を込める。
営業時間は9時~20時30分(現在は要請を受け休業中)。月曜定休。