ハノイのナムトゥリエム区に「Hyatt Regency West Hanoi(ハイアットリージェンシーウエストハノイ)」(36 Le Duc Tho, My Dinh 2, Nam Tu Liem, Ha Noi)がオープンして1年がたつ。
ホテルビルの客室=「Hyatt Regency West Hanoi」が1周年
21階建てのホテルビルと25階建てのサービスアパートメントビルからなる同施設は昨年10月10日にオープンした。ハイアットグループとしてはベトナムで3施設目、ハノイでは初。オープン以来ホテルビル全体をハノイに到着したビジネス客やフライトアテンダントの隔離滞在に提供しており、「困難な時期でのオープンだったが、当グループが目指すビッグブランドの価値を高めたのでは」とマーコムマネジャー(Marcom Manager)のブイ・ゴック・リン(Bui Ngoc Linh)さん。
14日間の隔離滞在をする宿泊客にはウェルビーイング(よりよく生きる)プログラムの一環として、ヨガ、エクササイズ、クイズ、クロスワード、塗り絵、折り紙など1日1課題を手紙で案内する「14日間チャレンジ」を提供しているという。オンラインでは、他のプレーヤーと共にプレーし、勝者には記念品の用意もあるゲームやクイズ、「California Fitness and yoga」と提携したライブ配信レッスンや、いつでも自分でレッスンを選べるアーカイブも用意する。定期的なエクササイズの時間も設け、滞在客が客室内で運動する際には、室内から見える庭でホテルスタッフも共に行う。
ブイさんは「コロナ禍で変動に満ちた1年だったが、安定した事業年度を誇りに思う。今後もお客さまとスタッフとの健康と安全をまず確保していきたい。ホテルが通常の営業に戻った後も、お客さまの心身の健康のためウェルビーイング活動は継続していく予定」と話す。