ハノイのハイバーチュン区に11月14日、オーガニックの野菜や果物を販売する「Aiko Farm（アイコファーム）」（76 Bach Mai, Hai Ba Trung, Ha Noi）がオープンした。

店内や商品

　ベトナムの農業生産管理基準「VietGap（Vietnam Good Agricultural Practice）」に従い、品質や安全性を確保した農場と提携する同店。当初はバクザン（Bac Giang）省にある自社農場で生産された野菜や果物を販売していたが、「安全な食材への需要が高まる中、一つの農場が提供できる数には限りがある」ことから、「ベトナム各地の農場と協力、出店につなげた」と広報担当のグエン・ティ・アン（Nguyen Thi An）さん。

　店舗面積は46平方メートル。店名は日本語の「愛顧」に由来し、「お客さまから愛顧を受ける店になるように」という思いを込めた。

　ダラット産のズッキーニ、小松菜、カボチャ、バクザン農場のキュウリやオレンジなどのほか、アメリカ産牛肉、ノルウェー産サーモン、ニュージーランド産リンゴ、韓国産ブドウ、タイ産ザクロ、日本産フルーツグラノーラやチョーヤ梅酒などの輸入品もそろえ、アイテム数は1000以上。デリバリーサービスにも対応し、フェイスブックとウェブサイトで注文を受け付ける。

　グエンさんは「国産オーガニック野菜や輸入品のラインアップには満足してもらえるはず。ハノイに住むお客さまのニーズに応えていきたい」と意気込む。

　営業時間は8時～21時。