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ハノイに鉄板焼きレストラン「キムクオン」 日本で学んだ元留学生が開く

「KIM CUONG」の外観

「KIM CUONG」の外観

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 ハノイのバディン区に10月27日、鉄板焼きレストラン「KIM CUONG(キムクオン)」(1046 Duong La Thanh, Ngoc Khanh, Ba Dinh, Ha Noi, TEL 0855829555)がオープンした。

店内や料理

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 店主のホアン・バ・タン(Hoang Ba Tan)さんは日本での留学時代、福岡の鉄板焼き店「こうね大橋店」で働き、「鉄板で焼いて提供するスタイルに夢中になった」と話す。今年5月に帰国、「ベトナムの人にもそのユニークなスタイルを手頃な価格で楽しんでほしい」という思いで出店した。

 店舗面積は120平方メートル、カウンター6席、ソファ7台を含むテーブル22卓、約80人を収容できる。店の内外にちょうちんを飾り、「日本風で居心地の良い雰囲気に仕上げた」という。カウンター席では目の前で焼き上げる様子も見られる。店名はホアンさんの子どもの名前に由来する。

 野菜炒めやステーキ、焼きそば、お好み焼きなどが主力メニューで、豚肉やチーズなどを卵で包み、ソースで味付けした「とんペい焼き」(8万ドン)、きのことホタテのバターソース炒め(16万ドン)、肩、ロース、すねから選べる牛肉ステーキ(19万8,000~22万8,000ドン)、ガチョウとタケノコのスープ(8万8,000ドン)、海鮮チャーハン(5万8,000ドン)、エビとチーズのスパゲティ(7万8,000ドン)、エビとカリフラワーのマヨネーズ炒め(9万8,000ドン)などをラインアップする。

 ドリンクには、スコッチウイスキー「シーバスリーガル」(13万8,000ドン)、日本の焼酎「のみちょれ」(17万8,000ドン)、チリワイン「カルタビエハカベルネソービニヨン」(47万5,000ドン)、ペプシコーラ(2万ドン)などを用意。

 ホアンさんは「調味料、海鮮、牛肉などの食材は全て日本から輸入している。日本の伝統的な味を守りながら、常にクリエーティブな料理を提供していきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~23時。

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