ハノイ・ホアンキエム区のギャラリー「L‘Espace(レスパス)」(24 Trang Tien, Hoan Kiem, Ha Noi)で現在、プラスチック問題をテーマにしたパネル展「Plastiques : pollutions et solutions(プラスチック・汚染と解決策)」が開催されている。
1月14日に始まった同展。主催はハノイ建築大学と開発研究所(IRD)。「皆で責任を分かち合い、環境保護の解決策を考えよう」と企画した。会場には、「プラスチックの生産から、日常での消費、土地や水環境への放出まで」をテーマに、写真やコメント、図表で解説したパネルを展示。生産者に処分やリサイクルの責任を持たせる「EPR(Extended Producer Responsibility=拡大生産者責任)」に基づいたゴミ収集所のモデルを実際に鉄枠などで再現した展示もある。
担当者は「ベトナムの現状を扱っているが、特定の国や地域に限定されるものではない。グローバルな課題の理解にも役立つはず。ゴミの分別について人々の意識を高めていければ」と期待を込める。
開館時間は8時~18時。3月2日まで。