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ハノイに日系のイタリアンピザ店「アマルフィー」 イタリア直輸入の素材使う

店舗の外観

店舗の外観

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 ハノイのコウザイ地区に5月15日、イタリアンピザを提供するレストラン「アマルフィー」(3 Ton That Thuyet, Dich Vong Hau, Cau Giay, Ha Noi)がオープンした。

「アマルフィー」店内の様子

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 店主の合田圭三さんは、日本でもイタリアンレストラン「アマルフィー」を経営して13年になる。ヨーロッパ各地を旅してきた合田さんが何度も訪れたのがイタリアのアマルフィー。世界一美しいといわれるその海岸線は世界遺産にもなっている。「故郷にアマルフィーの食文化を持ち帰ろう」と決めて、同店の経営に至った。

 合田さんがハノイを訪問した際、「にぎやかな町や食文化の豊かさにとても感銘を受けた」という。「ハノイのイタリア料理愛好家に新しい体験を与えたい」という思いでハノイ出店を決めた。

 「アマルフィーのピザは、まず材料にこだわりがある。チーズは全てイタリアから取り寄せている。小麦粉もイタリア産の『Saltpetre』を使い、毎朝、店でピザの生地を作っている。そのピザ生地を作る工程は難しいが、ベトナム人のスタッフに習得してもらった」と合田さん。「生地は1日熟成させてから使う。ピザ窯は日本製で、約500度の高温に設定し、1分30秒で焼き上げる。これで外がカリッと、中がモチッとしたピザに仕上がる。それが本当のイタリアピザ」とも。

 ピザは、マルゲリータ(15万ドン)、生ハムのマルゲリータ(28万ドン)、サラミのマルゲリータ(20万ドン)、サーモンクリームのピザ(22万ドン)、4種のチーズのピザ(24万ドン)、スパイシトマトソース&リコッタチーズのパスタ(14万ドン)などがある。期間限定でハワイアン(18万ドン)、ジェノバソースのシーフードピザ(22万ドン)などを提供することも。

 南イタリアから取り寄せた麺を使ったパスタも、ペスカトーレ(23万ドン)、カルボナーラ(15万ドン)など10種類近くあり、エビのアヒージョ(13万ドン)、サケのグラタン(14万ドン)、フライドチキン(10万ドン)などのサイドメニューもある。同店の特別レシピで作った自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆も販売。

 ランチには、サラダやドリンク、ピザまたはパスタが付いたランチセット(15万ドン)も用意。デリバリーサービスも提供し、3キロ以内で20万ドン以上の注文、ハノイ市内で50万ドン以上の注文であれば宅配料無料。

 合田さんは「店内は居心地の良い空間で、シェフの調理プロセスも直接見ることができる。南イタリアの味を継承する種類豊富なピッツァとパスタをぜひお試しいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時30分~22時。

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