ハノイのホアンキエム区にホテル「Capella Hanoi(カペラハノイ)」(11 Le Phung Hieu, Hoan Kiem, Ha Noi)がオープンして1カ月がたった。
4月22日に開業した同館。シンガポールのホテルブランド「Capella Hotel Group (CHG)」が運営する。ベトナムへの進出は今回が初。「インターコンチネンタル・ダナン・サン・ペニンシュラリゾート」「JWマリオット・フーコック・エメラルドベイ・リゾート&スパ」など、高級リゾートを手掛ける建築家ビル・ベンズリーさんが設計した。ホテルの外観は、フランス建築と古いインドシナ建築を取り入れたデザインで、「ハノイオペラハウスからインスピレーションを得た」という。
7階建てで、各フロア面積は1000平方メートル。ベトナム料理「Backstage」、欧州料理「The Hudson Rooms」、日本風鉄板焼き「KOKI」などのレストランのほか、スパ、ジム、屋内プールなどのウエルネス施設を備える。
客室数は47室。タイプは、「Premier Queen」(35~41平方メートル)、「Junior Suites」(59平方メートル)などから、「Grand Opera Suite」(194平方メートル)まで9種類。1泊料金は650万ドン~(無料の朝食付き)。カスタムメードの家具や著名なアーティストによる装飾品を設置するなど、部屋ごとにデザインが異なる。
担当者は「当ホテルはオペラ座や旧市街に近く、旅行者にとって便利なエリアにある。思い出に残るひとときを提供できれば」と話す。