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ハノイの和洋食レストランが4周年 幅広いドリンクメニューに合う多様な料理提供

「鶴屋」の外観

「鶴屋」の外観

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 ハノイのバーディン区にある和洋食レストラン「鶴屋」(52 Linh Lang, Cong Vi, Ba Dinh, Ha Noi、TEL 0858863619)が6月5日、4周年を迎えた。

「鶴屋」のカウンター

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 ハノイの女性と日本で結婚した店主・平山良一さんが「何もないところで一からやってみたい」と2017年に開業した。平山さんはフレンチイタリアン出身の料理人。日本酒や焼酎、ワインなど幅広いドリンク類に合わせて、和洋問わないジャンルの料理を提供する。毎週1~2種類の新メニューを提供し、常連客に「飽きが来ない」ことを心掛ける。

 主なメニューは「外がパリパリ、中がジューシー」で創業以来人気という「鶏のしょうゆ唐揚げ」(11万5,500ドン)、鶏皮で餡(あん)を巻いた「鶏ギョーザ鉄板焼き」(13万2,000ドン)、マリネした鶏ひき肉と豚ひき肉、鶏レバーを2時間ゆっくりオーブンで火を入れ、冷やし固めた「鶏肉と豚肉のパテ」(10万4,500ドン)など。ドリンクには、苦味が特徴の「自家製レモンサワー緑」、現地産マンゴーをたっぷり使った「自家製マンゴーサワー」(以上7万7,000ドン)などを用意する。

 店名は、平山さんの妻が「鶴は日本でも縁起が良い」ことから決めたという。店内は4人用のテーブル5卓、カウンター7席、個室4室を用意。天井が高く広々とした空間でゆったりと食事が楽しめるようにした。現在は自治体の措置に伴い営業休止中。落ち着き次第、4周年記念の飲み放題を行う予定。

 平山さんは「4年間はあっという間に過ぎた。初めはいろいろと苦労したが、常連のお客さまや周りの同業の方からの助けで今がある」と振り返る。「自分の店でしか味わえない料理があるのが理想。和食洋食の壁は気にせずに、食べたいものを食べられる店にしたい」とも。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~23時。毎月15日・16日定休。

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