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ハノイにカフェコンサルティング会社のモデル店 ボトル入りコーヒーも

「One Roaster by Clean Cup」の店内

「One Roaster by Clean Cup」の店内

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 ハノイのバーディン区にコーヒー専門店「One Roaster by Clean Cup(ワンロースター・バイクリーンカップ)」(33 Kim Ma Thuong, Ba Dinh, Ha Noi)がオープンして間もなく3カ月がたつ。

「One Roaster by Clean Cup」の外観

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 カフェコンサルティングを行う「Clean Cup Ecosys」のサンプルショップとして昨年12月22日に出店した。「カフェビジネスをしたい人のために、斬新なビジネスアイデアを提供するモデルコーヒーショップでもある」と店主のグエン・クアン・フイ(Nguyen Quang Huy)さん。「コーヒーに関する知識をたくさんの人と共有して、コーヒーの人気を高め、地元コミュニティーに新しい文化をもたらしたい」とも。

 店舗面積は70平方メートルで、2人席、グループ用の席、カウンター席、屋外席を含め40人を収容できる。エントランスには灰色のタイルを貼った小さな中庭があり、随所にプランターを設置している。「コーヒーを焙煎(ばいせん)するエリアは店の一番奥にあるため、いつもコーヒーの香りが店内に広がっている」という。

 看板コーヒーは、ダクノン省のコーヒー豆「ロブスタ(Robusta)」種と生乳を使い、ベトナムの伝統的な製法で作られたコーヒーを「Clean Cup」の特製ソースと組み合わせた「Lang Biang(ランビアン)」(4万5,000ドン)。「独特のクリーミーな味わいがある。コーヒーに慣れ始めたばかりの人にお薦め」とも。

 ほか、ギリシャヨーグルトとダラット市のチャムハン(Tram Hanh)産のコーヒー豆「アラビカ(Arabica)」種と「Clean Cup」の特製ソースを組み合わせたコーヒー「Santorini(サントリニ」(5万5,000ドン)や、エチオピアやコスタリカなど世界の豆を季節に応じて使ったハンドドリップコーヒー「Speciaty Coffee(スペシャルティコーヒー)」(8万5,000ドン)など。ジュースやフルーツティーなどもある。

 200ミリリットルボトル入りコーヒーの「Nghien Products(ギーエン・プロダクツ)」(各8万5,000ドン)も用意し、ダクノン省のロブスタ(Robusta)種や生乳を使った「Nghien Nhe(ギーエンニェ)」と、ダクノン省のロブスタ(Robusta)種と練乳を使った「Nghien Vua(ギーエンヴア)」、100%チャムハン産のアラビカ種で作る「Nghien Nang(ギーエンナン」がある。「忙しくてテークアウトしたい人に便利」とグエンさん。同店が入るビルの2階にはパンの有名店「Labonte」も入る。

「ハノイはコーヒーの需要が高い都市だが、多くのお客さまはまだ特製コーヒーの概念に精通しておらず、コーヒー文化を理解していない。当店で一緒に学び、コーヒーの話を共有し、コーヒーを通して、より多くの友達を作る場所になれれば」と期待を込める。

 営業時間は7時30分~21時30分。

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