ハノイのバーディン区に、フレンチタコスを提供する「Hey Pelo（ヘイペロ）」の2号店（59 Phan Ke Binh, Cong Vi, Ba Dinh, Ha Noi）がオープンして3カ月がたった。

「Hey Pelo」の外観

　6月1日にオープンした同店。店長のチャン・リー・タック・タオ（Tran Ly Thach Thao）さんは「オーナーはフランス人で、タイホー区にある1号店の混雑ぶりから事業拡大を決めた。2号店はハノイ中心部にあり日本人も多く、デリバリーサービス展開にも有利なファンケビン（Phan Ke Binh）通りを選んだ」と話す。

　店名の「Hey Pelo」はフランス語で「こんにちは」を意味する。黄色の外装がひときわ目立つ建物は3階建てで、1階にオープンキッチン、2階・3階に客席を備える。2階には屋外席もあり、各フロア面積は40平方メートルで40人を収容できる。

　メニューは、サイズをS～XLから選べるタコス（9万5,000ドン～25万ドン）、XSサイズのタコスとドリンク、フライドポテトがセットになった「コンボセット」（10万ドン）、自家製フライドポテト（4万5,000ドン）などを用意。タコスの具材は鶏胸肉、牛肉、ファラフェル、ソーセージなどから選べるほか、ニンニクやトマトべースのピリ辛ソース、チリソース、マヨネーズなどのソースも選べる。ドリンクにはコカコーラ、ファンタ、セブンアップなどのソフトドリンク（2万ドン）、ビール（3万ドン）などを用意する。

　現在はテークアウトとデリバリーのみの営業を行っており、注文はデリバリーサイトの「Shopee Food」や「Capichi」で受け付ける。

　チャンさんは「ダラット産のオーガニック食材を使い、品質や安全性を心掛けている。ヘルシー志向の人やベジタリアンにもお薦め。ぜひ一度利用いただければ」と呼び掛ける。

　営業時間は11時～23時。駐車場は車3台、バイク5台。