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ハノイの国立公文書館Iでテトの歴史を紹介する企画展 民族文化体験も

会場の様子

会場の様子

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 ハノイ・カウザイ区の国立公文書館I(5 Vu Pham Ham, Yen Hoa, Cau Giay, Ha Noi)で現在、ベトナムの祝日テト(旧正月)の歴史を紹介する企画展「Tet Xua(昔のテト)」が開催されている。

展示文書や画像

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 1月14日に始まった同展。主催は国立公文書館I・国家記録アーカイブズ局。テトは「ベトナム最大の伝統的な祝日で、前の年から新年への移行を示すだけでなく民族精神的な習慣や信念を示す大切な日」であることから、同館のアーカイブを通じて「ベトナムの伝統的なテトの空間を再現する」ために企画したという。

 会場は「春市場」「新年を祝う」「テト遊び」の3つのテーマで構成し、縁起物のバインチュン(Banh Chung)や桃の花などの販売、書道家の実演やベトナム民族文化の体験、テトの「貴重で面白い」文書や絵、写真など100点以上を展示する。

 同館のチャン・ティ・マイ・フォン(Tran Thi Mai Huong)館長は「昔のテトの美しさを再発見すると同時に、ベトナム伝統文化の研究、保存に向け、信頼できる歴史的データソースを提供できれば」と期待を込める。

 開館時間は8時~17時。3月15日まで。

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