ハノイのカウザイ区に5月30日、オーストラリアの建築照明メーカー「Unios(ユニオス)」(E2, Chelsea Residence, 48 Tran Kim Xuyen, Cau Giay, Ha Noi)のショールームがオープンした。
東南アジアで2番目のショールームとして、ホーチミンに続いてオープンした同店。東南アジア市場に同ブランドを展開するための拠点として開設した。「近代的な照明体験を通じて、ライティングへの認識を変えたい。照明の重要性にも気付いてもらえれば」と期待する。
店内には、人の感情やライフスタイルに合わせて照明の色や明るさを制御する「Human Centric Lighting(HCL)」システムを展示。概日リズム(体内時計)や色彩心理学に基づいて開発された照明製品が体験できる「Display Box」を設けた。他にも、間接照明、アクセント照明、アンビエント照明などで壁面や天井を照らすことで「光を使ったユニークな演出」を試みる。
デクやテーブルは紙・プラスチック・木などの再生資材を使用。装飾と空気清浄のためのタワーガーデン(観葉植物)を設置することで、同社のサステナビリティーに取り組む姿勢を示した。
主な商品として、1~3ベッドルーム向けの照明製品をパッケージで提案。種類は「Essential」(1平方メートル=65万ドン~)、「Comfort」(同105万8,000ドン~)、「Pro」(同167万8,000ドン~)の3種類。いずれも天井埋込式照明などの照明製品にコンサルティングサービスが付く。
レ・ゴック・マイ(Le Ngoc Mai)社長は「心身に優しく、人の営みに寄り添う照明技術が求められる時代。照明ソリューションやLEDライトなど、当社が開発した最新照明テクノロジーを、ぜひ体験してほしい」と呼びかける。
営業時間は8時~17時。土曜・日曜定休。