日本語学校「LOTUS(ロータス)日本語教育センター」(No2, 49Thach Ban Street, Thach Ban Ward, Long Bien Dist, Hanoi)がハノイのロンビエン区に開校して、3月1日で1カ月がたった。
運営は福祉事業を手がける「ケア21」(大阪市北区)の孫会社「Lotus Education」。日本での介護現場に留学生・介護技能実習生を受け入れてきた同グループ。実習生が「期待を大きく上回り活躍している」ことから、「実習生の日本語力をより高めよう」と同校の設立を決めた。
校舎は5階建て。15人程度を収容できる教室11室を備え、今後も増やす予定。「ただ日本語を教える学校ではなく、人間力の向上にも目を向けた教育」を目指しており、「日本の文化やマナーなども学べるように」と書道、浴衣の着付け、毎月の行事も行う。2月は節分をテーマに、鬼の面作りや豆まきを行った。5階にある食堂では、豚汁やおにぎりなど日本食作りも授業の一環で行っている。
現在は技能実習生や留学生として日本に行くことが既に決まっている学生を対象にした教育委託の機関として運営しているが、今後は一般生徒の募集も行う予定。