日本映画のフェスティバル「Japanese Film Festival 2019」が12月6日~22日、ハノイ市バーディン区の国立映画センター「National Cinema Center」(National Cinema Center 87 Lang Ha st., Ba Dinh Dist., Ha Noi)で開催された。主催は「The Japan Foundation Center for Cultural Exchange」。
「Jシネマ」と日本文化のプロモーションのため毎年行われている同イベント。上映作品の多くが、ベトナムではまだ公開されていない日本の新作映画。今回は2019年公開の新作を中心に、9本の作品を上映した。上映作品は、「パパはわるものチャンピオン」「海獣の子供」「引っ越し大名!」「マスカレード・ホテル」「嫌がらせ弁当」「十二人の死にたい子どもたち」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「ダンスウィズミー」「小さな恋のうた」。
作品のジャンルは、コメディーからミュージカル、スリラー、ドラマ、アニメまで幅広いラインアップ。日本の社会、文化、日本人の生き方や考え方などをテーマにした、子どもから大人まで全ての世代が楽しめる作品をそろえた。チケット料金は、大人=40.000VND、学生と子ども=30.000VND。
イベント担当者は「ベトナムの皆さんにこれからもずっとJシネマを楽しんで、この映画祭を支えてもらえれば」と呼び掛ける。