グリーン空間をテーマにしたカフェ「Gusto Coffee(ガストコーヒー)」(6 Vu Ngoc Phan, Lang Ha, Dong Da, Ha Noi)がハノイのドンダー区にオープンして2カ月がたった。
4月30日にオープンした同店。「都市の中心に自然に近い場所を作りたい」という思いを込めた同店は「コーヒーと自然の緑を組み合わせたグリーンカフェモデル」と広報担当のズオン・フォン・リ(Duong Huong Ly)さん。「花の街」で知られるダラットから直送された多肉植物やサボテンなどを随所に飾り、ダラットの植物ガーデンを彷彿(ほうふつ)とさせるガラス張りの屋外エリアも設置する。
店名は英語で「前向きなエネルギー、熱意、楽しみに満ちた体験」を意味し、「Getting Unique Service To Others(常に最高の品質でお客さまにサービスを提供)」の略でもあるという。2階建ての店舗面積は150平方メートル。テーブル20卓を備え、約90人を収容できる。
メニューは伝統的なベトナムコーヒーやアイスコーヒー、フルーツティーなどで、価格は2万9,000ドン~。砂糖、氷、シロップなどを使わない新鮮な果物ジュースにも力を入れており、「リンゴ・パイナップル・ミント」や「リンゴ・オレンジ・パイナップル・レモン」などのジュース(M=4万9,000ドン~)、赤ドラゴンフルーツとアボカドをミックスしたスムージー(5万9,000ドン)、ルビーグレープフルーツジュース(M=3万9,000ドン~)などをラインアップする。
店内に展示する植物は一部販売も行っており、多肉植物(2万ドン~)とサボテン(4万ドン~)のほか、サンセベリアやザミオクルカスなどもある。ドリンクはデリバリーにも対応し、スマホアプリ「Baemin」「Now」で注文を受け付ける。店舗は写真撮影のためのレンタルも可能。
ズオンさんは「都市化のスピードが上がる今、人は自然や木に近づきたくなるはず。リラックスしたり新鮮な空気を楽しんだりできる場所として、緑の木々が生い茂る空間を提供していきたい。ぜひお越しいただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は7時~22時30分。駐車場は車4台、バイク30台。