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ハノイに日本料理店 店主は日本で修業10年、旬の食材を「お任せ」で提供

店主のグエン・ティエン・ロイさん

店主のグエン・ティエン・ロイさん

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 ハノイのバディン区に7月6日、日本料理店「鮨 中海(すし なかうみ)」(635C Kim Ma, Ba Dinh, Ha Noi, TEL 0877638686)がオープンした。

店内や料理

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 刺し身・すし・焼き物など日本料理の「お任せコース」を提供する同店。店名は「海の中の食材」を使っていることに由来する。店主のグエン・ティエン・ロイ(Nguyen Tien Loi)さんは2013年、留学生として来日。10年間働いた料理店で和食のレシピと調理のコツを教わったという。「お任せで提供するスタイルに夢中になった」とグエンさん。その後、ベトナムで和食店が増えていることを知り、店を開こうと今年帰国した。

 店舗面積は80平方メートル。カウンター11席、6~15人用の個室2室、約30人を収容できる。店内は「日本に来たような気分を味わえる」よう、日本の風景画、ちょうちん・のれんなどを飾る。インテリアはシンプルな木製家具に統一した。

 「お任せコース」は4種類を用意。内容は日替わり。コース例は、四季折々の前菜、茶わん蒸し、すし6貫(本マグロの赤身・中トロ、シマアジ、お薦め3貫)、だし汁、デザート。ほか、刺し身・焼き物を付けたコースも用意する。価格は90万ドン~。テイクアウトにも対応する。

 グエンさんは「空輸した日本食材を使い、鮮度を保ったまま提供している。食材だけでなく調理方法にもこだわりがある」と自信を見せる。「ゆったりした空間で和食を楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は11時~14時、17時~23時。駐車場は車2台、バイク20台。

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