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ハノイで「日本人形の世界」展 能や歌舞伎の人形も

会場の様子

会場の様子

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 ハノイの国際交流基金ベトナム日本文化交流センター(27 Quang Trung, Hoan Kiem, Ha Noi)で現在、「日本人形の世界」展が行われている。

オープンセレモニーの様子

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 2013(平成25)年の開催に続き今年で2回目。同基金スタッフの杉崎愛さんは「今回の展覧会は、日本人形の伝統的な美しさをベトナムの人々と共有したいという願いを込めて開催された。着物を着た日本の女性の優雅さを形容した32の伝統的な人形、日本の能や歌舞伎の人形、粘土の人形などを紹介する」と話す。

 「日本の人形は技能や素材、テーマや形によってさまざま。日本人にとって人形は単なる飾りではなく、持ち主の気持ちを表す内心でもある。そのため伝統的な日本の人形の多くは、表現力豊かなニュアンスとジェスチャーを多く備え、人形製作者の巧みな技を示している」とも。

 杉崎さんは「この展覧会を通じて、ベトナムの人々が日本の伝統文化の一部だけでなく、日本人の精神的な文化にも触れてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は8時30分~18時。8月10日まで。

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