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ハノイの土産物店「アジサイ」が7周年 ギフトショップへの転換も

アジサイ・ハノイ大教会前店のスタッフ

アジサイ・ハノイ大教会前店のスタッフ

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 ベトナム各地からの土産品を販売する「Ajisai(アジサイ)」が7月1日で7周年を迎えた。

アジサイ・ホイアン旧市街内店の店内

 日本人向けの土産物店として2013(平成25)年に開業した同店。メインの店舗となるハノイ大教会前店をはじめ、シェラトンやロッテホテルなどハノイに5店舗、ホイアン旧市街に1店舗を展開している。

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 店主の日笠亮さんは、創業前はサラリーマンで、勤務先のオフショア開発の事業所がハノイにあり、そのマネジャーとして赴任したという。「当時の社長が何度か来越した際、日本人向けの土産物店が無いことに気付き、会社として土産物事業を行うことになった」と話す。

 看板商品は、ベトナム伝統工芸の「バッチャン焼き」(5万5,000~ 60万ドン)、ホーチミン在住の日本人がデザインする「hansry」ブランドのシーグラス(水草)バッグ(45万ドン)、持ち手に籐を使ったアジアンテイストの「QP ハンドバッグ」(74万ドン)など。中でも最も売れているのはカラフルな「ベトナムスリッパ」(21万ドン)だという。このほか、ベトナムコーヒー、手刺しゅうの小物、水牛の角製品、菓子類などアイテム数は800を超える。

 創業以来、特にスタッフ教育には力を入れてきた。「世界一厳しいといわれる日本人が第一のお客さまになるため、スタッフには主体性を持ったサービスの提供を教育してきた。年1回ホーチミンから講師を呼び『おもてなし研修』『マネジャー研修』も行っている。スタッフが素直に教育を受け、それを実践してくれたおかげで今のアジサイがある」と振り返る。

 現在コロナ禍で旅行者がいつ戻ってくるのか先が読めない状況のため、今後はベトナム人向けにラッピングやメッセージカードの付加価値を新たに取り入れた「ギフト」や「プレゼント」のサービス店を目指すという。

 以前からラッピングサービスには多くの問い合わせがあったため、リボンやペーパーなどの梱包素材やカードの品ぞろえを充実させ、有料でのラッピングサービスを提案していく。「例えば誕生日、結婚式、出産、先生の日、女性の日、家族の大切な日などに、現金や花だけではなく、『渡して喜ばれる物、もらって喜ばれる物』の種類を増やしていきたい。ラッピングで特別なギフトを演出するお手伝いができれば」とも。

 日笠さんは間もなく日本に帰国する。「次にいつベトナムに戻って来られるのか分からない。今の店を今後も継続できるよう、今まで育ててきたスタッフを信じるばかり」と思いを込める。

 営業時間は9時 ~18時。