ハノイのホアンキエム区にある「12月19日通り」の書店専門街「本通り」で11月15日、日本の絵本をベトナムの子どもたちに紹介する「絵本の日2020」が開催される。
2018年からイーホームブックス(Ehomebooks)が毎年開催している同イベント。今年は「絵本科学で子どもたちと一緒に世界を探検」をテーマに、ベトナムと日本の就学前教育の専門家が参加。さまざまな形で絵本の世界に接し体験できる展覧会や読み聞かせを行う。
けん玉や福笑い、だるま落としなどの日本の伝統的な遊びの体験、切り紙や絵を描き彩色する体験、「よさこい」パフォーマンス、紙芝居、浴衣の無料試着体験なども用意する。当日、会場で写真を撮影しSNSで拡散した人(50人まで)に記念品も進呈する。
広報担当のファム・タン・フオン(Pham Thanh Huong)さんは「子どもたちが夢や個性、知恵、健康、また幸せな生活を得られるよう教育するのに役立つ人間的価値のある絵本をもたらすのが目的。絵本は子どもたちが自然と言語を覚えるのを助ける。ぜひ子どもたちを遊びに連れてきてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時~16時。入場無料。ホーチミンでも11月22日に開催予定。