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ハノイのお好み焼き店「千房 キンマー店」が5周年 「大阪の粉もん文化を広めたい」

「千房 キンマー店」のスタッフ

「千房 キンマー店」のスタッフ

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 ハノイ・バーディン区のお好み焼き店「千房(CHIBO) キンマー店」(2F、5 Ngo 535 Kim Ma, Ngoc Khanh, Ba Dinh, Ha Noi)が11月15日で5周年を迎えた。

「千房 キンマー店」の店内

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 本場・大阪のお好み焼き10種、焼そば、ステーキなどの鉄板焼に加え、刺し身やすしなども用意する同店。2015年、同店社長が「ハノイにはお好み焼きの専門店が無い」と気付き、「粉もん文化をハノイに」という思いで千房本社(大阪府大阪市)にフランチャイズの交渉を行い、同店(1号店)開業に至った。その後、2018年にはハイバーチュン区に2号店もオープンした。

 看板メニューは、ミックスお好み焼き、焼そば、とんぺい焼き、千房サラダが付いた「得々ペアセット(2~3人前)」(39万ドン)。そのほか、豚肉やエビ、イカ、そば、野菜などが入った「ミックスモダン焼き」(21万ドン)、アメリカンビーフのステーキ「US サーロイン130グラム」(19万8,000ドン)、「キムチ焼そば」(14万ドン)なども人気だという。

 お好み焼きや焼きそばはシェフがカウンターエリアにあるオープンキッチンの鉄板で調理して提供する。お好み焼き粉、ソース、マヨネーズなどは日本から千房と同じものを輸入し「本場の味を再現している」と店長のチャン・トゥイ・ハイ(Tran Thuy Hai)さん。店舗面積は150平方メートル、テーブル6卓、カウンター7席、個室11室、約100人を収容できる。

 チャンさんは「ほかの店と同様、さまざまな問題を抱えつつの5年間だった。今後もトラブルと向き合いながら営業を続けていくことになるが、大阪の粉もん文化を広め、好きになってもらい定着させていけるように努めていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~22時30分。

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