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ハノイの炭火焼きホルモン店「子ざくら」が1周年 ランチビュッフェも開始

店長の中島直宏さん(右から2番目)とスタッフ

店長の中島直宏さん(右から2番目)とスタッフ

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 ハノイ・バーディン区のキンマーエリアにある炭火焼きホルモン店「子ざくら(Kozakura)」(551 Kim Ma,Ba Dinh, Ha Noi)が11月18日で1周年を迎えた。

「子ざくら」の店内

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 同店のメニューを作ったのは店長の中島直宏さん。日本で約30年食肉業界に携わった経歴を持つことと、「無類のホルモン好きというオタク気質」を買われ、メニュー作りを任されたという。中島さんは「うまいホルモン炭火焼きの店を作ろう。ギリギリまで価格を抑えた店を、という思いで作った」と振り返る。

 看板メニューは「朝びきホルモン」を原体のまま仕入れ店内で隅々まで洗い加工した「新鮮朝びき新鮮てっちゃん」(6万8,000ドン)で、「日本のホルモン処理知識とベトナムスタッフの努力でできたメニュー」と中島さん。

 そのほか、一度も冷凍せず生にこだわった「生レバー」(8万8,000ドン)、看板商品のてっちゃんの風味をしょうゆベースのだしにしみ込ませた「もつ鍋」(29万8,000ドン)、牛ホルモン7種類と豚ホルモン3種類の「ホルモン全盛り」(29万8,000ドン)、唐揚げ、ギョーザなどをラインアップする。飲み放題(90分=1人25万ドン)や、3人から利用できる「コンボビュッフェ」(焼き肉コンボ=1人34万8,000ドン、ホルモンコンボ=同24万8,000ドン)などもある。

 12月1日からはランチビュッフェ(1人19万8,000ドン)も始めた。注文は3人からで、月曜~木曜のみ。6種類の焼き肉や6種類のホルモン、4種類のサラダ、居酒屋メニューにある14種類、ご飯物、スープ、デザートなどが食べ放題となる。

 店舗はビルの2~3階で、2階にテーブル6卓・30席、半個室1室(テーブル3卓・16席)、3階にテーブル7卓・32席を備え、78人を収容できる。

 中島さんは「昨年11月にオープンした後、徐々にお客さまが増え始めたと思っていたところにコロナからのロックダウンで、解除後も厳しい状況が続いている。そんな中でもいつも笑顔で頑張ってくれるスタッフ、何より『コロナに負けず頑張って』と声を掛けて下さる常連さまに支えてもらってきた」と振り返る。「日本人のお客さまはもちろん、ベトナム人のお客さまからも『来て良かった』『また来るね』と言ってもらえるお店にしていきたい」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~22時30分。

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