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ハノイにカフェ「歌舞伎町」 日本の歓楽街やサブカルチャーをイメージ

店舗外観

店舗外観

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 ハノイのカウザイ区に、日本の歓楽街やサブカルチャーをイメージした店内でミルクティーやフルーツ茶を提供するカフェ「歌舞伎町(Kabukicho)」(Ho Tung Mau, Mai Dich, Cau Giay, Ha Noi)がオープンして2カ月がたった。

「歌舞伎町」のスタッフ

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 7月18日にオープンした同店。日本の文化と関わる仕事をしている店主のファム・ゴック・ヒエン(Pham Ngoc Hien)さんは「日本に住んだことがあり、その文化や人々が大好き。東京・歌舞伎町のにぎやかな歓楽街に感動した経験から、店名を『歌舞伎町』とした。当店は日本スタイルの空間を体験できるカフェ」と話す。

 店舗は3階建て。1階は駐車場、2・3階は各60平方メートル、テーブル30卓・4人席で120人を収容できる。エントランスは「歌舞伎町一番街」のアーチに似せたデザインで、2階は日本らしい店の看板やアニメのキャラクターを内装に使った若者向けのスタイルでまとめた。3階はバルコニーを紅葉やちょうちんで飾り、秋を思わせる静かな内装に。「夜はとても美しく華やかな雰囲気になる。写真映えする浴衣のレンタル(1時間4万ドン)も人気」とファムさん。

 ドリンクメニューは、「歌舞伎ミルクティー」(M=2万3,000ドン、L=2万9,000ドン)や「抹茶フラッペ」(M=3万5,000ドン、L=4万1,000ドン)、「Chocolate ice」(3万9,000ドン)、各種フルーツ茶(3万2,000~3万9,000ドン)やコーヒー、ビール瓶を逆さまにしてカクテルグラスへ入れる「Up down beer」(4万9,000ドン)など。トッピングは、タピオカ(6,000ドン)、小豆(8,000ドン)、抹茶ゼリー(4,000ドン)などから選べる。ベトナムのおやつ「ヒマワリの種」(各1万~1万5ドン)や「ドライチキン」(3万ドン)などのスナック類も用意。

 ファムさんは「写真映えするコーナーもたくさんあり、学生のお客さまが多い。東京の有名な通りの空間を擬似体験しながら、飲みものを楽しめる。日本が好きな人や日本へ行ってみたい人は、ぜひ立ち寄ってほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~23時。駐車場はバイク40台、車5台。

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